【お知らせ】文部科学大臣への政策提言書の手交
2022年12月26日(月)、日本野外教育学会の平野吉直会長(信州大学理事・副学長)と坂本昭裕理事長(筑波大学教授)は文部科学省を訪問し、永岡桂子文部科学大臣に「政策提言 野外教育を通じて子供の育ちを支える 〜すべての子供が豊かな自然体験を享受できる社会を目指して〜」を手交しました。
政策提言書の手交 (左から青木企画委員、平野会長、永岡大臣、坂本理事長)
提言書の手交後、平野会長から永岡大臣に「学校における体験活動の支援や充実」「青少年教育施設の老朽化問題への対応」について要望をお伝えしました。その後、子供の体験活動の現状や課題について意見交換が行われ、永岡大臣からは「すべての子供に体験活動の機会を提供していくには、学校という場がとても大切になる。特に今は、都会に住んでいる子供に限らず、地方に住んでいる子供も自然体験が不足している状況にある。幼い頃に自然体験などをしていると、それがその後も好きな体験になりやすい。ご提言いただいた内容を踏まえ、子供の体験活動の充実にしっかり取り組んでいきたい。」とのお言葉をいただきました。
文部科学省は、令和4年6月に発表した「子供の体験活動推進宣言」を踏まえ、企業等との連携による体験活動の推進を図るため「リアル体験推進チーム」を設置し、子供の体験活動に関する推進方策を検討しています。
今後、子供たちの体験活動がより一層推進されるなかで、本提言書が青少年教育施策や子供・若者育成支援施策に広く活用されることを願っています。
企画委員会 政策提言策定タスクチーム
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